■ DETAILS
POLYPLOIDの定番モデルである、オーバーサイズ・ロングスリーブのご紹介です。形は肩や身頃にゆとりをもたせたボックス型で、アームホールも太めにデザインし、全体的にゆったりとしたシルエットに仕上げています。着丈は前後で若干の高低差を付けており、程よくアクセントを効かせています。しっかりした厚みとハリのある生地にオーバーサイズのシルエットが加わることで、スウェットやニット感覚でスタイリングできる存在感のある1着に仕上げています。秋冬アイテムながらも、ご家庭で水洗いができることもポイントです。

■ MATERIAL
空紡糸特有のムラ感とドライな質感を生かしたヘビーウェイトのコットン天竺素材を使用しております。
(※空紡糸とは空気圧で繊維が撚り合わさった構造の糸。繊維の間に空気を含むためふっくらしたボリューム感があるが、織り地はドライで肉厚。)

■COMMENT
POLYPLOID（多倍数体）のコレクションは、それぞれのスタイルのベースとなるパターンが元となっている。本コレクションでは8つの異なるクラシックスタイルを表現しており、さらにこれらのスタイルはA、B、Cの3つのカテゴリーに分けられる。そしてそれぞれのカテゴリーに対しユニークな感覚を表現する異なるマテリアルが選ばれる。カテゴリーAでは、どのスタイルもシーズンごとに最もシンプルな方法で表現されている。白のcalicoが仕立ての基礎を表しており、作品には最もベーシックな表現がなされている。一方、カテゴリーB、Cでは、Aの基礎を新たなコンセプトや感覚に転換させる全く異なる布地が選ばれる。カテゴリーAでは色は1色のみが用いられ、Bでは2色、Cでは3色となる。このコンセプトの背景にはドイツと日本の非常に強い関係がある。服の色や布地がカテゴリーごとに使い分けられるだけでなく、POLYPLOIDではドイツと日本での生産も行っている。ヨーロッパのマテリアルはドイツで縫製され、日本のマテリアルは日本で作られる。作品の生産国が生産プロセスを指し示すことは、市場に対して全く新しいアプローチ手法である。POLYPLOIDのデザインチームは服やパターンの知識やデザイン、生産プロセスに関して10 年以上の経験を有する。そこに日本とドイツと手仕事の力を加え、今までにない全く新しい 試みを行っている。

■ SIZE / cm
２(Ｓ) / 着丈 68 / 身幅 65 / 肩幅 55 / 袖丈 57
３(М) / 着丈 72 / 身幅 69 / 肩幅 57 / 袖丈 59

着用サイズ / ３
着用モデル / 171cm , 65kg

素材 / COTTON100%

※色味やサイズの多少の誤差は予めご了承ください